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INTERVIEW スタッフインタビュー
01
STAFF
INTERVIEW
調理部 料飲部 BBQ テラス HAREY’S
山城 弘巳 2022年入社
那覇商業高校を卒業後、IRC専修学校インターナショナルリゾートカレッジへ入学。在学中に海外留学を経験したことで、自分自身が、沖縄を発信していける存在になっていきたいと決意。帰国後、沖縄キリスト教学院大学へ編入し、学びを深めた。
2022年、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチの開業の年に新卒社員として入社し、料飲部へ配属。鉄板ダイニングNijiにてワインや料理について勉強し、現在はBBQ テラス HAREY’Sにて新たな挑戦と活躍を続けている。
PASSION なぜ琉球ホテル&リゾート 名城ビーチで働くと決めたか
沖縄といえば観光業、そしてその中心にあるのがホテルだと考えていました。特に、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチは大規模なリゾートホテルであり、空港からもアクセスが良い立地から、国内外を問わず多くのお客様が訪れる場所だと感じました。
学生時代に学んだ沖縄の歴史や文化をもっと広めたいという夢を、このホテルでなら実現できると確信し、入社することを決めました。お客様に沖縄の魅力を伝えながら、特別なひとときを提供できるこの環境は、私にとって理想的な職場です。
JOB DESCRIPTION 現在の業務について
料飲部へ配属となってからこれまでに3か所のレストランを経験しています。料飲部の魅力は、お客様とじっくりと会話を楽しむことができる点だと思っており、まさに自分にぴったりの部署だと感じています。飲食店でのアルバイトをしていたこともあり、料理やワインに対する興味は元々ありましたが、ホテルを選んだ最大の理由は、沖縄の魅力を発信することです。
以前、ホテルの近くにあるひめゆりの塔を訪れてからレストランにご来店下さったお客様へ沖縄の歴史についてお話ししたところ、「とても満足のいく食事と体験ができた」とお言葉をいただき、本当に嬉しかったです。自分自身の働きかけによって、ホテルとして提供するサービスに付加価値がプラスされる。まさに私が実現したいと思っていた、沖縄を発信したいという役割も担えることに、やりがいを感じますし、とても魅力的な仕事だと思っています。
FUTURE 今後の目標
今後はソムリエなどの資格を取得し、チームリーダーを目指してさらに成長していきたいと思います。資格取得や学びを通じて自分自身を高めるだけでなく、部署全体のスキル向上に貢献できる存在でありたいと考えています。チーム全体として成長し、より高いレベルでお客様により良いサービスを提供することが目標です。そのためにはこれからも学びを続け、日々努力を重ねていきたいと思います。
また沖縄の若い世代の人たちがもっと沖縄に触れ、その魅力を発信できるような存在になっていったら良いなと思います。それがホテルでできるんだ、ということも自分の存在がいることで次の世代に伝えていけたら理想だなと思います。
SCHEDULE 一日のスケジュール
まずはBBQレストランの予約状況を確認。屋外にあるレストランのため、天気予報も確認しその日のお客様をご案内するテープルを決めます。
BBQのオープン時間までは、「Nashiro」のオープン前スタンバイとオペレーション。マルチに仕事をこなします。
BBQに必要なテーブルやガスコンロ、ドリンク等のセッティングを行っていきます。
料飲部のサービスチームと調理部のキッチンチーム全体で営業開始前のブリーフィングを行います。
ブリーフィングでは、お客様の予約状況やアレルギー情報の確認をしていきます。料飲部と調理部で連携が必要なのでとても重要です。
レセプションでお客様をお出迎えしたあとは、スタッフへ、どの料理をどの席に提供するかなど指示出しを行います。
お客様がお話しされている内容やテーブルの雰囲気に目を向けることを意識し、必要に応じてお食事のサポートやドリンクやデザートなどの提案も行います。
02
STAFF
INTERVIEW
営業部 セールス&マーケティング課
徳村 里都 2021年入社
沖縄国際大学卒業。学生時代にブライダルやホテルでのアルバイトを経験したことで、接客の魅力やホスピタリティ業界に魅了されホテルへの就職を決め琉球ホテル&リゾート 名城ビーチの新卒1期生として入社。
開業までの1年間は、グループホテルであるハイアット リージェンシー 那覇 沖縄にて、ハウスキーピング、ゲストサービス、レストランサービスなど接客サービスを学んだのち、営業部予約課へ配属。開業当初は予約課にてお客様からの問い合わせ対応の中枢を担い、その後、セールス&マーケティング課へ異動。現在では、ホテル全体のPRマーケティングや広報、SNS運用、イベント企画に携わり活躍を続けている。
INSPIRATION セールス&マーケティングへの道
予約課の業務を行う中で、アニバーサリーケーキのパンフレットを作成する機会がありました。大学時代のサークル活動でポスターデザインをしていた経験から、製作物を作ることが好きだったので、そのスキルを活かして作成したパンフレットが営業部長の目に留まり、セールス&マーケティングの道へと進むきっかけとなりました。
ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄での現場研修を通じて、ホテル運営に必要なアイテムを理解した上で、積極的にチャレンジしたことが、部署異動して新たなキャリアを築いていくことにつながったと思います。自ら手を挙げて仕事を掴み取れた経験は、私にとって大きな転機となりました。
JOB DESCRIPTION 仕事の中で苦労したことは
マーケティングの専門用語が多く、言葉の意味を理解するまでに時間がかかりました。
フライヤーやポスター等の製作においても、ただ見栄えを綺麗に整えるだけではだめで、あえて違和感を出すことで人の目に留まるようになるなど、そのようなデザインに関する知識も一から勉強することに苦労しました。
PASSION やりがいについて
ポスターやサイネージ、テレビCMなどの製作物はマーケティングしかできない仕事です。だからこそ大変なこともありますが、ホテルには沢山のスタッフがいる中でこの仕事をできる人は少ないため、唯一無二の仕事だと感じています。またその責任も重要だと考えています。フライヤーや広告物が完成しお客様のもとに届いた後に、その実際に予約が入ったり、反響があったときにはPR手法が間違っていなかったという安堵感と達成感があります。
SCHEDULE 一日のスケジュール
まずはメールチェックを行います。チームのブリーフィング後は、ホームページの情報更新や新着記事の作成に取り掛かります。
イルミネーションなどの館内イベントに関するポスター製作や、レストランのメニュー表の作成をします。
沖縄県内グループホテルの各担当者とSNSの管理や、コンテンツについて共有をします。
マーケティング会社の方からサービスの提案などあった際には、内容をお伺いしてお話を伺うことも。
CM動画撮影や写真撮影に向けての手配を行います。
ホテル内で撮影をする際には様々な部署の協力が必要になるため、各部署の責任者の方と相談をして、撮影依頼書類の作成や、社内のスケジュール調整や周知を行います。
03
STAFF
INTERVIEW
宿泊部 フロントクラブラウンジ課
チームリーダー 常守 祐貴 2017年入社
福岡県の専門学校を卒業後、グループホテルのハイアット リージェンシー 那覇 沖縄へ新卒社員として入社。宿泊部門のハウスキーピング、ゲストサービス、フロント、クラブラウンジの業務を経験したのち、ハイアット リージェンシー 横浜の新規開業にも携わる。
2022年、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチの開業メンバーとして現在のフロントクラブラウンジ課のチームリーダーに抜擢。多様なブランドホテルや、宿泊部門全般の経験を積み重ね成長を遂げた今、チーム全体をまとめるリーダーとして活躍している。
MANAGEMENT
チームマネジメントへの
取り組み
ホテルはシフト制のため、日中の勤務もあれば、夜勤もあります。出勤時間が異なるスタッフ全員に同じ情報を共有することは確かに難しい課題ですが、引継ぎ帳や業務マニュアルを作成し、認識のズレをなくすことで、スタッフ全員が安心して仕事に取り組める環境を整えることを心掛けています。
チーム全体の成長を最優先に考え、英会話のレッスンや、電話応答のトレーニングを積極的に行ってきました。これまで作成したトレーニングマニュアルは50個以上になると思います。英語に少し苦手意識のあった後輩が、英会話のレッスンを受けて、お客様と少しでも英語で会話をしようと一生懸命に接客をしている姿を見ると、これまでの取り組みの成果を実感し、大きな喜びを感じます。自分自身のスキルアップや成果だけでなく、チーム全体が一丸となって、より良い成果を生み出せる環境づくりを目指しています。
STEP UP チームリーダーまでどのようにステップアップしたのか
特別なことをしてきたわけではないと思っています。目の前の仕事をひとつずつ丁寧に続けてきた結果、様々なチャンスをいただけたのだと感じます。
会社の雰囲気としても年功序列を感じることなく、若手でも意欲的に提案すれば、挑戦をさせてくれる風通しの良さがあることも、私がこれまでステップアップできた理由の1つだと思います。
今はチームリーダーという立場として、苦労や大変さも感じています。時には年上のスタッフに指示やアドバイスをすることもあり、どのように話をしたらよいかと悩む場面もありますが、お客様に寄り添うのと同じように、スタッフに対しても、相手の気持ちを考えながら、誠実に伝えるよう心がけています。
SCHEDULE 一日のスケジュール
ゲスト情報・引継ぎの確認。
シフト制のためスタッフの出勤時間が異なる中で、各メンバーの状況を把握すること、また円滑に業務が進むよう情報を整理することが大切です。
午前中はホテルをご出発されるお客様のチェックアウトがメイン業務となります。
ご滞在の感想を聞かせて頂くなどお客様との会話をする中でもご精算金額を間違えないように細心の注意も必要です。
チェックインが始まるまでの時間を活用し、スタッフへ英会話や電話対応・会話のマナーについてなど、接客のトレーニングを実施しています。
ホテルにご到着されたお客様をお迎えします。お客様によって予約されているプランが異なるため、お部屋タイプや特典、事前のリクエストなど、お客様ひとりひとりに合わせたご案内をします。
ご滞在中の過ごし方の相談に乗ったり、お食事や観光プランなどのお手伝いをしたりと、コンシェルジュの役割をすることも多くあります。
04
STAFF
INTERVIEW
料飲部 かなざわ
アシスタントマネージャー 小橋川 塁 2015年入社
IRC専修学校インターナショナルリゾートカレッジを卒業後、リゾートホテルや町のレストランでサービス経験を積み、ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄が開業するタイミングでグループへ入社。
同ホテルのレストラン「MILANO」へ配属となり入社3年目にはチームリーダーに昇格。その後は接客だけでなく、オフィス業務としてPRマーケティングや宴会婚礼セールスにも携わりスキルの幅を広げる。
2022年、開業メンバーとして琉球ホテル&リゾート 名城ビーチへ転籍し、レストラン「かなざわ」にてアシスタントマネージャーとしてチームを牽引しながら、さらなる高みを目指している。料飲部のプロフェッショナルとして成長を続ける彼女の熱意と未来へのビジョンを伺った。
JOB DESCRIPTION アシスタントマネージャーとして
日々のオペレーションに加え、提供する日本酒の飲み比べを行い、それに合ったメニューの考案も手掛けています。また、先の予約を確認・調整し、アレルギーをお持ちのお客様がいらっしゃればコンタクトして、アレルギーに配慮した対応をできるようにするなどお客様のケアを徹底しています。
売上データやコース、ペアリングメニューの提供実績を集計する業務も行っており、スタッフ全員に売上や店舗のデータを共有することで、チームとしての円滑な運営ができるようにしています。細やかな準備と的確な情報共有を通じて、レストランの質を向上させることに努めています。
MANAGEMENT スタッフ育成への取り組み
レストランで提供する日本酒やワインの説明方法や、英語でのアレルギー確認の手順を指導するなど、店舗全体としてのスキルアップを図っています。個々の能力を引き上げるだけでなく、チーム全体のスキルの底上げを目指し、実践的なトレーニングを重ねています。
またスタッフには、自主的に考える習慣を身につけてもらうことを意識しています。“なぜその準備が必要なのか”、“今何をすべきなのか”を自発的に考えてもらうことで、多様なアイデアや意見が生まれます。スタッフが自信を持って接客に臨める環境を整え、チームとしての成長を支えています。
FUTURE これからの目標
ここまで成長してこられたのは、何よりも“仕事を楽しむ気持ち”があったこと。そして、成長を後押ししてくれる上司や環境に恵まれていたからだと感じています。
また女性のアシスタントマネージャーとしては、後輩スタッフのロールモデルとして、夢や希望を与えられる存在になることを目指しています。
以前に、オフィスでのマーケティングやセールスの業務に携わった経験を通じて、現場でサービスを提供することへの魅力を再確認しました。だからこそ、私自身が、できる限り現場に立ち続け、サービス職として長く働くというキャリアの選択肢がある、ということを体現していきたいと考えています。これまでの経験を活かし、さらなる挑戦と成長を目指していきます。
SCHEDULE 一日のスケジュール
前日のレストランの売り上げ確認やその日の予約の確認をします。
「かなざわ」は「MILANO」、「THE Bar」と隣接しているため3つのレストラン全体でグルーミングチェックや業務連絡を共有します。
ワインの発注やその日の予約に応じてどのスタッフがどのテーブルを担当するかの配置を考えます。また、時間帯責任者が集まるブリーフィングを行い、その日の朝食の状況やその他のレストランでの情報を共有します。
調理部とともに、最新の予約情報の共有やアレルギーの方の料理の代替品の共有を行います。
また、テーブルのグラスやコースの品書きなどをセットする準備もします。
レセプションに立ち、ご来店されるお客様のご案内や、予約の確認、お席の調整を行います。
アシスタントマネージャーとして、各スタッフのサポートや、「THE Bar」のサポートに回ることもあります。
05
STAFF
INTERVIEW
施設管理部 造園課
アシスタントマネージャー 平野 泰宏 2018年入社
東京都出身。大学卒業後は、東京にあるホテルの料飲部としてキャリアスタート。家族旅行で、グループホテルのオクマプライベートビーチ&リゾートを訪れた際に、沖縄の海の素晴らしさや綺麗に手入れされているガーデンをみて感銘を受け、思い切って転職を決意。その後、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチが開業するタイミングで転籍する。
沖縄の豊かな自然と共鳴しながら日々の仕事に情熱を注ぎ、ホテルの美しい景観を支える植物管理のプロフェッショナルとして活躍続けている。
JOB DESCRIPTION 施設管理部の業務について
会社の大切な資産であり、ホテルの基幹となる建物を、維持できるようメンテナンスをすることが施設管理部の役目です。その業務は、建物全体の管理から内装の修繕、各設備の点検、植栽の手入れなど多岐にわたります。沖縄の自然環境に欠かせない台風への対策も施設管理部の重要な役割の一つです。
私は造園課として、日頃は、剪定や芝刈り、水やり、沖縄の環境(気温、潮風)に合わせた植物の育成など、造園に関する業務を中心に行っていますが、台風対策時には、施設管理部として、暴風ネットやプールにビーチの砂が入らないように防砂ネットを張る作業も一緒にサポートします。植栽に関しては雨風に強い植物を植えていますが、ヤシの木は特に手にかけて育てているので、風に負けないようヤシの葉をまとめて保護する作業も必要になります。
INSPIRATION 植物に興味を持ったきっかけ
もともと両親が植物好きだった影響で、幼少期から植物や自然は身近な存在でした。その中でも、オクマプライベートビーチ&リゾートでガーデンを一目見たときに整然としながらも自然の息吹を感じられる空間に感銘を受け、“こんな仕事ができたら”と憧れを抱くようになりました。その印象が忘れられず、30歳を過ぎたころ、思い切って沖縄に移住をし、植物に携わる仕事をすることに決めました。
始めたころは書籍でも勉強もしましたが、地元で長年造園のお仕事をされている方に教えて頂くのが一番。とにかくたくさん質問をして知識を習得しました。
FUTURE 今後の目標
施設管理部のメンバーは職人的な方も多いですが、お客様からするとホテルのスタッフであることには変わりありません。アシスタントマネージャーとして、スタッフへ、ホテルの稼働率やお客様の情報を伝え、ホテル用語の習得など、ホテリエとしての知識や立ち振る舞いができるようにしていきたいと思っています。
また将来的には、地元の農業高校で育てた植物をホテルで育成し高校生たちの実習先として受け入れるなど、地域貢献にもつながる活動ができるようになるのが夢です。この場所が、ホテルや観光施設の造園モデルになれるよう、若い世代に技術を伝えていければと思っています。
SCHEDULE 一日のスケジュール
プール内の清掃や忘れ物の確認、落ち葉拾いなどを行い、異常がないかをチェックします。ホテルを訪れるお客様が快適に過ごせる環境を整えることも施設管理部の大切な役割です。
プール周辺と同様に、建物の周りやガーデンなどの敷地内を巡回し、必要に応じて清掃なども行います。雨で作業ができないときはデスクワークを中心にシフトの作成や、今後のメンテナンススケジュールを作成することもあります。
芝刈りや剪定作業を行います。剪定で気を付けていることは、あくまで自然な美しさを保つために、手入れの加減を考えることが重要です。敷地が広いため協力会社の方々と一緒に作業することも多いです。
06
STAFF
INTERVIEW
調理部 宴会調理課
チームリーダー 小松 弘輝 2022年入社
大阪府出身。高校、大学時代は野球に打ち込む日々を送る。大学卒業後、大手飲食チェーンへ入社し和食の職人としてキャリア、経験を積み、料理長を務めるまで自分を磨いてきた。
将来のキャリアを広げていきたいと考えていたところ、もともと持っていたホテルへの憧れの想いと、同じく料理人である父親の後押しもあり、ホテルの料理人として自身の技術を追求していきたいと決意し、新規開業する琉球ホテル&リゾート 名城ビーチへ入社。開業時は、ブッフェダイニング「Nashiro」にて勤務、その後は宴会調理課へ異動し、活躍の幅を広げている。
MANAGEMENT チームリーダーとして心掛けていること
ブッフェダイニング「Nashiro」に在籍していた時には、新卒社員や後輩も多くいたので、若いスタッフに、技術や考え方をしっかりと伝え、共有することを心掛けていました。チームリーダーとして、自分が中心となり、スムーズな運営をサポートする役割を担うことが重要だと考えています。
宴会調理課へ異動後は、これまでとは反対に上司と接する機会が多くなりましたが、先輩や上司にも自分の意見を臆せず伝えるよう意識しています。ときには意見が異なることもありますが、お客様に喜んでいただくという共通の目標があるので、伝え方を工夫したり、建設的な意見交換を心掛けたりすることで、より良いサービスや料理を提供できていると思っています。日々の業務を通じて、チーム全体の成長とお客様の満足を両立できるリーダーを目指しています。
PASSION 仕事をするうえで大切にしていることは
最も大切なのは、信頼関係を築くことだと思っています。調理部は100人以上が在籍する大きな組織なので、意思疎通を図るにはコミュニケーションが欠かせません。さまざまな人と、とにかく積極的に会話をすることを心掛けています。
隣にいるスタッフのことを知り、自分のことも知ってもらう。その積み重ねが信頼関係を築き、チーム全体の結束力を高めると信じています。日々の会話や交流が、職場の雰囲気を良くし、円滑な連携を取るための鍵だと思っています。
FUTURE 今後の目標
将来的にはシェフを目指していきたいと考えています。琉球ホテル&リゾート 名城ビーチにおいて、もっとも多くのお客様をお出迎えするビュッフェダイニング「Nashiro」、婚礼・MICEのVIPをお迎えする宴会調理での経験は料理人としての登竜門であり、シェフへのステップアップとして欠かせないものだと思っています。開業時は「Nashiro」でホットセクションを担当し、現在は宴会の現場で奮闘しています。この貴重な機会を頂けていることに感謝し、経験を積み重ねることで、チームリーダーからアシスタントマネージャー、さらに成長し、シェフとしてチームを牽引できる存在になることを目標としています。
SCHEDULE 一日のスケジュール
シェフから共有される1日のスケジュールに合わせて、いつ・どの食器や機材が必要かを確認します。宴会調理課では、料理以外の備品などの事前準備も重要です。
料理を温めるウォーマーを立ち上げて、キッチンにて盛り込みを行います。
前日に準備していた料理を、ウォーマーを使って温めます。
このホテルの宴会では、卓盛りではなく皿盛りスタイルのため“熱いものは熱く冷たいものは冷たく”提供するということを心がけ、温度管理や時間をシェフと相談しながら決めていきます。
宴会がスタートすると担当するホット場にてソースがけなどの仕上げを行います。
07
STAFF
INTERVIEW
宿泊部 ハウスキーピング課
水落 琉海 2022年入社
沖縄県出身。県外の大学を卒業後、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチが開業する年に新卒社員として入社。社会人としての新たな歩みをこのホテルでスタートする。料飲部としてレストランで勤務をする中、ライフステージの変化を迎え、産休育児休業を取得。復職後はハウスキーピング課へ異動となり、働くママとして、仕事と育児を両立に奮闘中。
ハウスキーピング課として、客室清掃だけではなく、ランナー業務(お客様からのご依頼に応じて貸出品をお届けしたり、事前のリクエストを確認し客室のセッティングを変更したり、お客様ひとりひとりに合わせた客室を準備する役割を担う仕事)や、オーダーテイカー業務(オフィスにて、お客様のお電話対応や清掃スタッフへの指示やフロントとの連携などオペレーションのコントロールを担う仕事)も経験し、現在はスーパーバイザー業務を中心に担当している。
JOB DESCRIPTION スーパーバイザー業務で気を付けていること
スーパーバイザーは、清掃後の客室を再チェックし、私たちのつくりあげたお部屋が、お客様にご提供する商品として、ふさわしいものになっているか、清掃漏れや不備がないかを確認する“最後の砦”のような重要な仕事です。多いときには30部屋近くの客室の確認をするので、どの部屋も同じ順序で確認し、見落としがないよう徹底することを心掛けています。
以前ベッドの下に落ちていたお忘れ物を見逃してしまい、次にご滞在されるお客様へご迷惑をおかけしてしまった経験があります。上司や先輩スタッフがフォローしてくれましたが、また同じ失敗をしないようにするために自分自身で改善策を考え、行動したことで、最近はミスすることも無くなり、少しずつ心に余裕もできてきました。
お客様に安心してご滞在いただけるお部屋を提供するために、一つひとつの仕事を丁寧に取り組むことを大切にしています。
LIFE&WORK 仕事と育児の両立について
会社の保育園を利用しているおかげで、土日や祝日にも子供を預かってもらえるため、周りの方々に対してもそこまで気兼ねすることなく働けていると思います。出勤時間などのシフト調整についても気軽に相談できる雰囲気があり、同じように子育てをしているスタッフも多いため、育児の悩み相談をしたり、先輩ママからアドバイスをもらえることもあり、子育てをしながら働く環境が整っていると実感します。
会社の制度や上司・先輩など周囲の方々の支えがあることで、仕事と家庭の両立を無理なく続けられ、育児をしながらでもキャリアを諦めずに進むことができています。
SCHEDULE 一日のスケジュール
当日のチェックイン件数を確認して、担当するフロアの割り振りをします。
ご到着時間が早いお部屋から効率よく、最終チェックをしていきます。 ほこりや汚れ、忘れ物が無いか隅々まで注意を払います。客室はホテルの大切な商品。お客様に快適に過ごしていただけるよう毎回気を引き締めて取り組みます。15:00のチェックインまでにお部屋が仕上がるようノンストップで業務を進めていきます。
当日の急な予約やお部屋移動に備えて、予備のお部屋のチェックをしていきます。
保育園に子どものお迎え
ご飯の準備をして、子どもと一緒に夜ご飯を食べお風呂に。
子どもが寝たあとは、自分の自由時間を過ごす。
08
STAFF
INTERVIEW
事業部 アクティビティ課
中野 敬太 2023年入社
北海道札幌市出身。高校生のとき、初めて体験したダイビングの感動が忘れられず、将来は沖縄で暮らしたいという夢を持つ。両親の後押しもあり、高校卒業後は沖縄国際大学へ進学。学生生活やアルバイトをする中で沖縄の人のあたたかさに触れ、就職も沖縄でと決意する。
大学2年生のときにジェットスキーの免許を取得し、グループホテルであるオクマプライベートビーチ&リゾートにてマリンアクティビティのアルバイトを始めたことをきっかけにこの会社と出会う。新卒社員として入社後は、総合職として各部署のローテーション研修を実施し、アクティビティ課へ配属となる。
PASSION 沖縄の印象とIターンでの就職を決めた理由について
沖縄に移住して感じたのは、自然の素晴らしさだけでなく、人々の温かさでした。初めての一人暮らしで戸惑うこともありましたが、地元の方々が親身になってサポートしてくれたおかげで、安心して新しい生活をスタートすることができました。 沖縄で働くと決めた最大の理由は、海の近くで暮らし続けたいという思いから。またホテルは、楽しい時間を提供する特別な場所であり、お客様が笑顔で過ごしている姿を見ることで自分自身も幸せを感じられる、そんな環境で働きたいと考えたからです。自分の大好きな海のそばで、お客様に最高の思い出を届けられる仕事に大きなやりがいを感じています。
JOB DESCRIPTION 仕事で大切にしていることは
アクティビティ課として、最も大切にしているのはお客様の安心・安全の確保です。自然を相手にする仕事であるため、常に状況の確認が必要です。
特に注意を払っているのが台風シーズンの予測と対策です。テレビの天気予報や、海況が確認できるアプリ、天気図を活用し、風向きや風力、うねりなどを細かく確認しながら、その都度対策を練っています。台風の動向へ迅速に対応することで、お客様が快適かつ安全にアクティビティを楽しめる環境を整えることを心掛けています。
FUTURE 今後の目標
指示を円滑に出せるリーダーシップを磨くことです。入社当初は教えてもらう立場でしたが、2年目を迎えると指示を出す機会が増え、業務を円滑に進めるためには適切な指示の出し方が重要だと感じるようになりました。
現在業務の中で気を付けているのは、スタッフ一人ひとりの状況に応じた柔軟な指示を心掛けることです。困っているスタッフがいれば、できるだけ一緒に作業を行い、サポートしながらチーム全体の士気を高めるよう努めています。こうした工夫を続けることで、信頼されるリーダーへと成長していきたいと考えています。
SCHEDULE 一日のスケジュール
マリンアクティビティで使用する水上バイクやカヤックSUP等を運びます。
お客様の接客を行いながら、安全を最優先にアクティビティを提供します。水位やサンゴ礁の場所、海底の地形を把握し、適切なスピードで水上バイクを運転する技術が求められます。
アクティビティ課は、ビーチだけでなく、6つのプール、フィットネスジム、キッズルームも管掌しているため、プール周辺の巡回や、タオルの回収・補充、清掃業務も行います。
貸し出しアイテムの片付け、水洗いをします。ジェットのメンテナンスは特に丁寧に行い、翌日の準備を整えます。
09
STAFF
INTERVIEW
調理部 洋食調理課
チームリーダー 上原 健汰 2015年入社
糸満高校を卒業後、2015年にハイアット リージェンシー 那覇 沖縄へ新卒社員して入社。ブッフェダイニング「sakurazaka」に在籍しながらCABIN PRESIDENT大阪、オクマ プライベート&リゾート、ハイアット リージェンシー 横浜など、多数のグループホテルへの応援派遣に抜擢される。多彩な現場での経験が、高いスキルと柔軟な対応力を培った。
2022年、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチの開業に伴い転籍し、ブッフェダイニング「Nashiro」に配属。現在はファインダイニング「MILANO」のチームリーダーとして現場の第一線で新たな挑戦を続けている。プロフェッショナルとして輝く彼の仕事への情熱と未来への展望に迫る。
MANAGEMENT チームリーダーとしての仕事
日々のオペレーションだけでなく、食材発注や、旬の食材を活かしたレシピの考案にも携わっています。シェフからのアドバイスもいただきながら、仕入れる食材をもとに最適な組み合わせを思い描き試作を重ねることで、洗練された一皿を、コースの前菜として提供できるように努めています。
入社するまでは全くの未経験者で、包丁を握ったこともなかった私が、ここまで成長できたのは、“一日でも早く一人前になりたい”という強い想いが原動力になったからです。現在は、教える立場になり、後輩たちへ“この料理は大切な人に自信を持って出せる料理か”ということを問いかけています。技術だけでなく、料理に込める想いを伝えていくことで、チーム一丸となり更なる高みを目指しています。
INSPIRATION レシピはどこからインプットしているのか
これまで多数のグループホテルへの応援派遣を経験し、各地で多彩な食材や料理、お客様のニーズに触れてきたことが、私のレシピの発想源となっています。その経験は、食材の組み合わせや調理方法に対する幅広い視野を与えてくれました。だからこそ、今でも、より多くの料理に触れることが重要だと感じています。自分自身の経験の蓄積が、独創的かつ、お客様を感動させる一皿を生み出すと思っています。
FUTURE 今後の目標
これまではブッフェスタイルのレストランでの勤務が中心でしたが、「MILANO」へ部署異動となり、フルコースを提供するファインダイニングで新たな経験を積んでいます。スペシャリティレストランならではの洗練された盛り付けや技術を習得することが、今の大きな目標です。また、次のステップであるアシスタントマネージャーへの昇進に向けて、日々研鑽を積み重ね、一歩一歩成長していきたいと考えています。
SCHEDULE 一日のスケジュール
自分が担当するコースの前菜に使用する食材の在庫チェックを行います。
在庫が多すぎると鮮度や味が落ちてしまうので注意が必要です。
当日提供する前菜の盛り込みを行います。
レストランがオープンしたときにスムーズに料理を提供できるよう事前に準備することが大事です。
担当するポジションの翌日・翌々日の営業に必要な食材の発注を行います。
お客様の予約状況を確認しながら予測を立てるころが重要です。
料飲部のサービスチームを含め、レストラン全体でその日の予約やアレルギーがあるお客様に提供する料理の内容についての共有を行います。
アミューズと前菜の提供をしていきます。
事前に準備したお皿にソースやかざり付けなどの仕上げをしていきます。レストランが忙しい時はホット場(肉や魚などのメイン料理)のサポートも担います。
10
STAFF
INTERVIEW
調理部 製菓(ペストリー)
野原 萌花 2024年入社
沖縄調理師専門学校を卒業後、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチに新卒社員として入社。入社後は、新卒社員研修として、接客マナーやお辞儀の仕方、電話対応などの社会人としての基礎を学んだ後、調理部のペストリー課に配属となり、キャリアをスタートしたばかり。
プロフェッショナルな技術を磨きながら、ゲストの笑顔を引き出すスイーツを日々手掛けている。
PASSION なぜ製菓の道へ進んだのか
もともと専門学校では調理を学んでいました。父が調理の仕事をしており実際にお店に足を運んで料理を食べに行った際に、料理場で働く姿をかっこいいと思ったことがきっかけで、高校卒業後は、調理の道に進むことに決め、専門学校に入学しました。
一方で、昔からお菓子作りが趣味で、専門学校在学中はケーキ屋さんでアルバイトをしていました。学校では調理を学び、アルバイト先では製菓を学んでいたため、卒業後の進路を考えたときに、自分の好きなことであるお菓子づくりを仕事にしても良いのかと悩みました。ですが、調理も製菓もどちらも経験しているうちに、私に合っているのはやっぱり製菓だということに気づき、製菓の道に進むことを決めました。
JOB DESCRIPTION 仕事のやりがいについて
新卒1年目だからとか、経験がないからこの仕事しかできないということはなく、様々な業務を担当させてもらっていて、とてもやりがいを感じています。このホテルは食に力を入れているため、フルーツひとつをとっても普段ではなかなか扱えないものばかりで、食材についての知識も広げることができました。
この1年で一番上達したと感じることは、ナッペやホイップの絞り方、生クリームの扱いです。ナッペを担当するにはテストがあり、合格するために1か月間、何度も何度も練習をしました。この練習があったからこそ、技術を身に着け成長できたと思います。今はナッペをしているときが一番楽しいです。
まだまだ知識不足で苦労することがありますが、今後は、チョコレートの種類や食材の名前など、どんどん知識をつけていきたいと思います。
LIFE&WORK 休みの日の過ごし方
プライベートも充実しています。買い物に行ったりドライブをしたり、同期とは仕事終わりに海に行きサンセットを見て癒されたりしています。友達や家族の誕生日やイベントがあると家でケーキを作ることもありますが、喜んでもらえたときにはやっぱり嬉しいですね。
SCHEDULE 一日のスケジュール
「THE LOUNGE」で提供しているショーケースのケーキの仕上げをします。
例えばフルーツタルトの場合は、前日に仕込んであるタルト生地にフルーツを盛り付け、飾りつけをしていきます。
9つあるレストラン全てのデザートをペストリー課が担当しています。そのため、午前中は各レストランのデザートを順番に盛り込みしていきます。
早番と遅番のスタッフ全員でその日の稼働率や業務連絡を共有します。
「THE LOUNGE」で販売しているショートケーキの仕込みをしたり宴会で提供するクッキーを焼いたり、ジュレを流したり、翌日に向けた準備を進めます。